大学施設の屋外空間の、人工芝による緑化工事です。

「メンテナンスをしやすいものを」というご希望から、全面に人工芝を敷設しました。
人工芝は除草や潅水、刈り込み、施肥などの必要がないため、天然芝と比較し年間の維持経管理費を大幅に抑えることができます。
普段のメンテナンスは清掃のみでよく、手間をかけずに美しい芝面を保つことが出来ます。
落ち葉などは通常の場所と同様にほうきで掃き、多い場合はブロワーで集めて取り去ります。芝の汚れが目立つ場合は、ホースの水で洗い流すことができます。


今回使用した人工芝は芝丈が長いロングパイルタイプで、見た目も触り心地も本物の芝に近く、リアルな質感になっています。

Before|After


人工芝の施工も天然芝同様に、下地づくりから始まります。
特に人工芝は下地によって仕上がりが大きく変わってきますので、施工に大変気を遣う大切な部分です。

工事場所の石や雑草などはすべて取り除き、必要であれば水はけを考えて土壌改良を施します。
水勾配をつけて不陸がないよう平らに転圧、整地を行います。この整地がきちんとできていないと、芝を張ったときにシートが浮いたり合わせ目がうまく合わず、美しい仕上がりになりません。
整地後に防草シートを敷きつめ、その上に人工芝を張って行きます。


Before|After


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完成した下地の上にシート状の芝を張り並べて行きますが、シートの位置合わせにも大変気を遣います。
シートとシートの合わせ目は、空きすぎても寄せ過ぎても、不自然なラインができてしまいます。
自然な美しい仕上がりになるよう、シートの合わせ目を目立たせないように間隔を調整して張って行きます。


Before|After


通路を挟んだ反対側のスペースにも人工芝を敷きました。
こちらのケースのような高い建物に挟まれたスペースでは、日照が必要な天然の芝は不向きですが、人工芝は施工場所の日照条件に左右されず、一年を通して美しい緑を保つことができます。
また、ロングパイルの芝面はクッション性が高く、使いにくかった場所が多目的に利用できる快適なスペースに生まれかわりました。